「再び桟橋へ」 島日記8

島を離れる朝もう一度西桟橋へやって来た
この島は僕にとって天国だ
ここで出会った人
ここで感じた事を忘れずにいよう

僕もあの小学生の様に
海に飛び込んでみた
泡に囲まれたあとの浮遊感
久しぶりのこの感じがたまらない
服が乾いたら出発だ
それまで寝転んでいよう
かすかな波の音と風の音を聞きながら

暑い潮風を思いっきり吸い込む