「男のたしなみ?」

地元のオジサン達が朝ごはんを食べに来る店に行く
窓辺にいくつか鳥かごが下げられている
清々しい声が店の中に響く
数ある鳥かごには全部持ち主がいる
ボトルキープならぬ鳥かごキープ
自分の鳥を愛でにこの店に来るらしい
不思議な事にオジサンばかりだ
朝食を終え新聞に目を通しこんなふうに眺める
じっくり、ゆっくり
なんとも優雅な朝だった
さえずりが耳に心地よかった
ご飯ももちろん美味しかった